アーカンソー州のジョシュ・ロジャースが、珍しいオオクチバスを釣り上げた。写真はイメージ(cba / PIXTA)  

一生に一度の体験 アメリカ人男性が黄金のオオクチバスを釣り上げる

オオクチバスは北米の淡水魚で、通常は背中が緑青か黒っぽい色をしていますが、アーカンソー州の男性が最近、珍しい黄金のオオクチバスを釣り上げました。 このような釣果は100万分の1の確率であり、一生に一度の経験になるかもしれません。

「アーカンソー・ワイルドライフ・マガジン」によると、この男性、ジョシュ・ロジャースさんは、5月下旬にビーバー湖で釣りをしていたところ、ゴールデン色に輝くオオクチバスを釣り上げたそうです。

その時、ロジャースは2つの考えを持っていたといいます。

1つは、湖の沈泥で魚が黄金色になったのではないかということ、もう1つは病気ではないかということ。 釣り仲間は、何かを食べてあの色になったのではないかと考えていました。

数枚の写真を撮った後、ロジャースは魚を湖に戻し、SNSでシェアした。これが反響を呼ぶことになるとは思いませんでした。

「こんなにも人々の反応があることに驚きました」と彼は語っていました。

また、政府機関であるArkansas Game and Fish Commissionも、金色のオオクチバスを持ったロジャースの写真をTwitterで公開しました。

生物学者のジョン・スタイン氏によると、ロジャース氏がゴールデン・ラージマウス・バスを釣り上げたことは、賞品がない宝くじに当たったようなものだったそうです。 その確率は100万分の1しかありません。

スタンさんによると、この魚が金色になったのは、キサントクロミアという遺伝子疾患によるもので、 この病気は、濃い色の色素が失われ、黄色の色素に置き換わるといいます。 めったにないことですが、自然に起こることです。

ロジャース氏は「釣ってみるまで、そんな魚がいるとは知らなかった」と言っています。 彼は魚を放生しましたが、写真で後世に残すためにレプリカを作る予定だそうです。

責任編集:茉莉  翻訳編集:里見

関連記事
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。
食品添加物「カラギーナン」が健康に与える影響についての新しい研究結果を紹介。インスリン感受性や炎症の悪化と関連があり、摂取を控える方法も提案します。