神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に向かう米原子力空母「ジョージ・ワシントン」=撮影日時不明(AFP/Getty Images)

元中国海軍幹部、台湾問題で習近平が最も恐れているのは「中国軍だ」

中国の習近平総書記が結党100年記念式典で「台湾統一」を宣言し、台湾海峡では軍事的緊張が高まっている。しかし、中国の軍事力は台湾をはるかに凌駕しているが、習近平氏は台湾への武力行使にまだ踏み込んでいない。米国に亡命した中国海軍司令部元参謀(中佐)の姚誠(ようせい)氏はこのほど、大紀元のインタビューに応じ、「習氏は、台湾はもちろん、米国や日本も恐れない。彼が恐れているのは中国軍だ」と述べた。

姚氏によると、習近平氏が権力を掌握した後、軍部の江沢民派勢力を排除した一方で、自分の地位を確保するために、それらのポストを自分の取り巻きで埋め尽くした。「軍隊を制御できなければ、政権が不安定になり、命の保障もないからだ」と同氏は語った。

「習氏は軍隊のことを心配している。彼が軍の主導権を握って以来、汚職撲滅の名で多くの将軍を逮捕したので、軍隊は彼に忠誠心を持っていない。習氏は、軍隊が台湾と戦うために武器を手に入れると、制御できなくなることを恐れている」

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