中国国営テレビ放送(CCTV)は、IOCが中国選手2人が表彰式で毛沢東バッジを着用した問題を調査し始めたのを受けて、同表彰式の映像を編集した(スクリーンショット)

IOC、「毛沢東バッジ」問題を調査 中国CCTVは再放送で映像を加工

東京五輪の表彰台で、自転車・トラック女子チームスプリントで優勝した中国選手2人が中国の元最高指導者である「毛沢東のバッジ」をつけて表彰台に登壇したことで、物議を醸した。海外からの批判を受け、中国国営中央テレビ(CCTV)は表彰式の再放送時に、バッジを隠す画像処理を施した。

中国の鮑珊菊(23)と鍾天使(30)の両選手は2日、同種目で金メダルを獲得し、その表彰式で、毛沢東バッジをつけて登壇した。この行為は、いかなる五輪大会会場においても政治的、宗教的、人種的な宣伝活動を禁じるという五輪憲章第50条に違反したとされる。第50条は、いかなる形の宣伝も、選手のユニフォームや装飾に現れてはいけないと定めた。違反した者は、大会の参加資格証をはく奪される可能性がある。

国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報部長は3日の記者会見で、鮑選手らが毛沢東バッジを着用したことについて、「調査している」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国EVの「自動駐車」がまた物議。「理想汽車」が駐車枠に入れず、通路を長時間ふさいで後続車が立ち往生。結局、運転手が呼び戻されて手動で駐車する結末に
「共産軍は人民を守る軍隊ではない」中国軍の人材育成校がハッキングされ、異例のメッセージが表示された。犯行を主張した「匿名者64」とは何者なのか
中共第20期中央委員会第5回全体会議が10月に開催される。張又俠、馬興瑞らを含む中央委員や中央委員候補について、最大40人規模の党籍剥奪や処分が行われる可能性が指摘されている
6月末から約5週間で中国8省・自治区にマグニチュード3以上の地震が102回発生。うちM5以上は8回で7月に集中し、前年年間回数を既に上回った。
4時間近く遅れた中国便で、乗客に賞味期限切れのカップ麺を配布。航空会社の対応に批判が集まっている