タリバン「戦争終結」宣言、アフガン大統領出国 欧米は退避加速
[カブール 16日 ロイター] – アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは首都カブールの大統領府を掌握し、戦争の終結を宣言した。欧米諸国は16日、外交官など自国民を退避させる動きを加速した。
タリバンの指導者は16日、外国勢力が退去した後で、新たな統治構造を編み出すと発言。タリバンの戦闘員に対しては、民間人に恐怖を与えないようにし、通常活動の再開を許可するよう指示していると述べた。匿名を条件にロイターに明らかにした。この指導者は「これまでよりもはるかに良い状態で日常生活を続けられる。私が当面言えるのはそれだけだ」と述べた。
アフガンのガニ大統領はタリバンがカブールに進攻する中、流血を避けたいとして15日に出国。カブールの空港には国外への脱出を図る多数のアフガン人が集まった。
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