マニトバ州ウィニペグ市にあるカナダ国立微生物学研究所(National Microbiology Laboratory)=2009年5月19日(John Woods/The Canadian Press)

中国共産党、ウイルス研究でスパイ活動 兵器化の可能性も=カナダの専門家

カナダの防衛専門家によると、中国共産党(以下、中共)は、ウイルス研究を含む医療研究開発におけるカナダの知的財産に対し、スパイ活動を活発に行っているという。また、中共は、ウイルスを兵器化する可能性を示唆している。

12日付の週刊ビジネス情報誌「ビジネス・イン・バンクーバー(BIV)」によると、カナダのクイーンズ大学と王立軍事大学の教授で防衛専門家のクリスチャン・ルプレヒト(Christian Leuprecht)氏は、インタビューの中で、最近報道されている中国のスパイ事件から、「中国(共産党)はウイルス研究に非常に興味を持っていることや、少なくとも、そのようなウイルスを兵器化する可能性はあることを示している」と述べた。

ルプレヒト氏は、中共が研究分野でカナダへの侵入を強めていると考えている。「これは、単にカナダの知的財産の違法な移転の問題ではない」とした。

▶ 続きを読む
関連記事
今年1~9月、中国からの訪日客が減少する一方、訪日外国人旅行者の消費額は同期として過去最高を記録
最近、複数の中共調査船が台湾周辺で通常とは異なる動きを見せており、海底ケーブルの安全を懸念する声が上がっている
日米豪印4か国の協力枠組み「クアッド」の外相会合が10月31日開かれ、共同声明は、信頼できる世界的なサプライチェーンの構築に全力で取り組むとし、輸出規制や非市場的な行為を通じた、いわゆる「経済的威圧」に深刻な懸念を表明した
AI技術者が今、中国人女性の結婚相手として人気を集めている。ところが、米企業は恋愛を利用した産業スパイを警戒
誘拐、監禁、身代金要求、臓器売買……。東南アジアで相次ぐ中国人失踪。なぜ、これほどの犯罪が野放しになっているのか