アフガンのバグラム旧米空軍基地、中国が利用のために調査開始=報道
米メディアによれば、中国はアフガニスタンにおける「一帯一路」開発計画を見据えて、米軍が使用していたバグラム空軍基地の利用調査を開始している。20年におよぶ米軍駐留時代では作戦や物流の要だった同飛行場が、中国の影響下に置かれる恐れがある。
USニュースが8日、中国軍関係者からの話を受けた匿名の関係者の話として伝えた。関係者によれば、2年後には部隊を配備することも検討されているという。
バグラム空軍基地に伸びる中国の食指について、ニッキー・ヘイリー前米国国連大使は米FOXニュースに2日出演した際、「中国の動向は注視するべき。バグラム空軍基地の獲得に乗り出すと思う」と警告した。ヘイリー氏は、中国がアフガ二スタンやパキスタンを利用して、対インド戦略を強化する狙いがあるのではないかと付け加えた。
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