河野太郎行政改革担当大臣は10日、自民党総裁選への出馬を正式に表明した(清雲/大紀元)

河野太郎氏、自身の業績をアピール 多国間枠組み構築に言及=総裁選出馬会見

河野太郎大臣は10日午後、都内の議員会館で自民党総裁選への出馬を正式に表明した。会見では政治に対する想いや自身の業績についてアピールし、具体的な政策はパンフレットへの記載にとどめた。また、中国共産党を名指しはしなかったものの、高まる脅威に対処することについて述べたうえで、多国間の枠組みを構築していく考えを示した。

河野氏は演説を開始するに際し、詰めかけた報道陣に写真撮影の時間を設けたあと、登壇した。初当選時より一貫して自民党に所属してきたことに触れ、「保守主義とは、度量の広い、中庸な、そして温かいものだと思っている」と自身の考えを述べた。

そのうえで、自身の業績として、ワクチン接種の推進と行政文書における「ハンコ文化」の廃止をアピールした。ハンコを無くすことがゴールではなく、あくまで行政改革の一歩であると強調した。テレワークを推進することで、東京の一極集中が軽減されるとも発言した。

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