アフガン崩壊を機に…距離縮めるタリバンと中国共産党 ウイグル人送還の恐れも
アフガン政府崩壊を機に、タリバンと中国共産党はますます距離を縮めている。タリバン政権は8日、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」への参加する意向を表明し、中国に経済支援を要請した。海外からの援助の停止によるアフガニスタン経済の悪化を受けての動きとみられる。
中国は緊急支援を行うなどして、タリバンに好意的な姿勢を見せている。アフガンに埋蔵されている天然資源と、一帯一路の円滑な展開に向け、周辺国におけるテロ組織との問題解決をタリバンに求めた。
専門家は双方の急接近により、アフガンにいるウイグル人が「取引対象」になる恐れがあると指摘する。
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