中国警察当局、「反詐欺アプリ」で市民を監視=報道
中国の警察当局が不審電話をブロックする機能を持つ「詐欺防止アプリ」を通じて市民への監視を行っている。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)はこのほど報じた。
それによると、ある上海市民は米金融ニュースサイトを閲覧した後、警察から外国との繋がりはあるか、よく海外サイトを見ているかと尋ねられた。同市民はその後すぐに同アプリを削除したという。
また、山東省に住む別の市民も、同アプリのインストール後に、ブルームバーグなど海外の経済専門サイトを閲覧したため、警察から4日連続で電話がかかってきたという。同市民の「詐欺防止アプリ」では、ブルームバーグには「非常に危険」というラベルが付けられていたという。
関連記事
中国が最近発表した五カ年計画には、習近平が以前から強調してきた内容がほとんどそのまま盛り込まれている
中国で出国もネットも同時に締め付け。「外に出られない 外が見えない」状態が拡大。専門家は「このまま進めば北朝鮮のような統制社会に近づく」と指摘
テレビに映る「繁栄大国」中国の裏側。給料が出ず、タクシーも病院も工場もストライキ。専門家も警鐘を鳴らす、見え始めた「経済の限界」がこれだ
国連はもはや米国の理想を反映した場ではなく、中国共産党に「乗っ取られた」機関に変質した。巨額の資金を投じながら主導権を奪われた米国の失策と、25年に及ぶ中国の巧妙な浸透工作の実態を鋭く告発する
中国の繁華街で若者が「命がけの朗読」。拘束後に消息を絶つ例もある中で声を上げた行動に、「勇者」と称賛と不安の声が広がっている