2006年7月29日、中国福建省の台湾フルーツの販売・流通センターで働く業者 (Cancan Chu/Getty Images)

台湾、中国の果物禁輸に抗議 WTOに提訴する構え

中国政府が20日から台湾産の果物2種を禁輸したことを受け、台湾当局は「敵対行為」だとして、世界貿易機関(WTO)に提訴する姿勢を示した。

中国税関総署は18日、台湾から輸入したバンレイシ(釈迦頭)とレンブから検疫有害動植物のコナカイガラムシが検出されたとして、20日から関税手続きを停止すると発表した。当局は同じ理由で3月から台湾産パイナップルの輸入を禁止している。

台湾当局は「禁輸措置は国際的な貿易規範に反する」と抗議。科学的根拠を示すよう北京に要求した。また、中国が9月30日までに改善要求に応じない場合、世界貿易機関に提訴すると警告した。

台湾の蔡英文総統は19日、自身のフェイスブックで中国の措置を非難し、「不合理な市場干渉」に直面している農家を支援し、保護すると約束した。また、今年2月に中国が突然台湾産パイナップルを輸入停止すると発表したことにも触れ、「中国が国際的な貿易規範を一方的に破ったのは今回が初めてではない」と述べた。

台湾政府は輸入禁止措置への対策として、国内外での果物の販売を強化するため、10億台湾ドルの予算を投入している。台湾行政院農業委員会の統計によれば、中国が台湾産パイナップルに禁輸措置を取った3月からの4カ月間、日本への出荷量は前年同期比で8倍あまりの1万6556トンに急増した。

(翻訳編集・山中蓮夏)

関連記事
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
神韻2018年のダンスの演目『覚醒』では、古代の兵士が伝説の莫高窟(ばっこうくつ)で贖いを求める場面があります。366年に作られ、「敦煌千佛洞」としても知られる莫高窟には、興味深い物語がまつわります。この神秘なる聖なる場所を目指して、数世紀にわたり多くの者が巡礼し、敬虔を示し、壮麗な光景を自分の目で目撃しているのです。
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
旧正月は、家族の再会を祝って団欒し、新たな一年への希望を抱く時です。お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、叔父叔母、離れて暮らす親戚に電話をかけて、「新年快楽!」「過年好!」と旧正月を祝います。
今年の旧正月は2月10日から。神々や先祖を敬い、伝統に基づき、家をきれいにして新しい服を着て、新年を祝います。日本では江戸時代まで太陰太陽暦を採用していましたが、明治政府がこれを廃止し、西暦のカレンダーになっています。今日、「明けましておめでとうございます」と言われても、ピンとこない人は多いかもしれませんが、沖縄や奄美大島の一部はいまも旧暦に基づいた祝い事が行われています。