shige hattori / PIXTA

「おいしい秋みつけた」夏に疲れた体を養生する食事法

日本の皆様、こんにちは。

私は台湾で、漢方医院の栄養士をしている陳品洋と申します。

日本には、秋口(あきぐち)という言い方があるそうですね。はっきり定められていないそうですが、およそ秋の初めの頃。ちょうど今頃の、9月下旬から10月上旬ぐらいの時期のことでしょうか。

不思議なことに他の季節(冬口、春口、夏口)は聞きません。その理由はよく分かりませんが、やはり秋には、他の季節にはない喜びがあるからこそ、「秋の始まり」に人々の意識が集中するのではないかと思われます。

▶ 続きを読む
関連記事
立春のころは気が動き出す一方、体が追いつかず不調を感じやすい時季。ねぎま鍋は巡りを助けながら内側を養い、陽気がのびる流れをやさしく支えます。
真冬の強い冷えは心の働きを弱め、動悸や不安感を招くことがあります。さつまいも・生姜・黒糖を組み合わせたおかゆで、体を温め血を養う養生法を紹介します。
柚子皮の香りは気を巡らせ、果肉は潤し、はちみつはやさしくまとめる。はちみつ柚子茶にひそむ陰陽の調和と、心を整える食養の知恵を解説します。
冬は腎を中心に、体の土台を静かに整える季節と考えられています。黒豆を軸に五穀を組み合わせることで、五臓の巡りを穏やかに支える食養生の知恵を紹介します。
生姜は冬に役立つ食材ですが、使い方によっては体の温かさを外に逃がしてしまうこともあると考えられています。酢と火の入れ方を工夫した、生姜焼きの一例を紹介します。