「強制臓器摘出の阻止と撲滅に関する世界宣言」のロゴマーク(主催者提供)

国際団体が「強制臓器摘出の阻止と撲滅に関する世界宣言」を発表 中国共産党の蛮行を阻止するよう呼びかける

ヨーロッパ、アメリカ、アジアの5つのNGOが共同で開催する「強制臓器摘出の阻止と撲滅に関する国際サミット」が9月26日、閉幕した。19か国から38人の専門家が参加した。主催団体の統計によると、オンラインで行われた6つのセッションは合計数十万人が視聴した。主催団体はサミットの最終日に「強制臓器摘出の阻止と撲滅に関する世界宣言(Universal Declaration on Combating and Preventing Force Organ Harvesting)、以下:世界宣言」を発表し、中国共産党の蛮行を阻止するよう全世界に呼びかけた。

 「世界宣言」は、アメリカの「強制臓器摘出に反対する医師の会(DAFOH)」、ヨーロッパの「CAP Freedom of Conscience」、日本の「移植ツーリズムを考える会(TTRA)」、韓国の「臓器移植倫理協会(KAEOT)」、そして台湾の「台湾国際器官移植関懐協会(TAICOT)」の5つのNGO団体が共同で発表したもの。

 

「世界宣言」は、21世紀に生きる人々が、中国共産党による生きている人間からの強制臓器摘出という蛮行を阻止するという決意を示す最も厳粛な宣言であると主催団体は説明している。「世界宣言」は如何なる者や体制にもはく奪しえない権利に基づくものであり、犯してはならない人類の尊厳と、生命、身体及び自由に対する基本的な保護という普遍的な価値観を掲げているという。そして、人類の生存する価値を著しく侵害する、中国共産党による強制臓器摘出の阻止と撲滅に向けて具体的な方策を提示した。

主催団体はすべての人々に対して「世界宣言」への支持を呼びかけるため、以下の声明を発表している。

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