英ロンドン・メトロポリタン大学の前にいる学生ら(CARL COURT/AFP)

英有力議員、一流大学などの深刻な中国依存は「国益を損なう」

英保守党議員で、下院外交特別委員会委員長を務めるトマス・タジェンダット氏は27日、英紙タイムズへの寄稿記事で、学術機関の深刻な中国依存は、国益を損なう恐れがあると警鐘を鳴らした。

英国の大学で学ぶ中国人学生の数は今年、過去最高を記録した。一部の大学では年間収入の4分の1が中国から来ている。

最先端学術機関の中国資金への依存に対する懸念が高まる中、タジェンダット氏の率いる英下院の「中国研究グループ」は、すべての研究パートナーシップと資金提供を見直し、やり取りを記録するよう呼びかけている。

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