写真は米国司法省の建物 (MANDEL NGAN/AFP/Getty Images)

中国諜報員、私生活の写真で米企業エンジニアを脅迫 スパイ活動を強要=米メディア

米企業から機密情報を盗んだとして起訴された、中国国家安全部のスパイである徐延軍容疑者の裁判は19日、米オハイオ州シンシナティの連邦裁判所で行われている。現地メディアのWCPOが25日、裁判の一部詳細を報じた。

 徐容疑者は、2018年4月にベルギーで逮捕され、同年10月に米国に身柄を引き渡された。米国に引き渡された初めての中国人スパイだ。

連邦捜査局(FBI)の同州防諜部門の責任者ハル氏が法廷で証言した。徐が2017年にゼネラル・エレクトリック社(GE)の航空部門のエンジニアに接近し、私生活の写真約200枚を見せて脅迫し、スパイになることを強要したという。

▶ 続きを読む
関連記事
解放軍報は張又俠と劉振立が「中央軍事委員会主席責任制を重大に違反し、破壊し、中共統治の基盤を危うくした」と厳しく批判。しかし、これまでと違い、中央軍事委員会の各部門や主要軍区から二人の更迭を支持する公式声明は出ていない。
中国共産党軍の最高幹部が相次いで失脚という「大粛清」の波が国内外に衝撃を与えている。習近平の盟友・張又侠らの排除は何を意味するのか。海外メディアや専門家が、軍内部の深刻な後遺症を分析する
習近平が張又俠を処分した後、解放軍報を通じて全軍に忠誠を求め続けているにもかかわらず、解放軍報にはこれまで忠誠表明の報道が見られなかった
習近平による張又侠らの軍事粛清に対し、トランプ大統領は「中国のボスは習氏一人」と述べた。軍の連絡窓口喪失による不安定化や、習がイエスマンに囲まれることで台湾情勢の誤算を招くリスクが懸念される
中共軍ナンバー2とされた張又俠の失脚が国際的な注目を集めている。専門家は、軍上層部の空白化が二十一大での権力再編を促し、習近平が将来の権力継承を先取りする動きとの見方を示している