「反中共」芸能人チャップマン・トウ、台湾でM6.5の地震に遭遇するも「香港加油!」
昨年末から、台湾に移住してきた香港の俳優、チャップマン・トウ(杜汶沢)氏は時々フェイスブックで自らの生活を投稿している。香港から台湾にやってきた彼は、台湾でマグニチュード6.5の地震が発生した後、その様子を投稿した。
台湾宜蘭市で24日午後、M6.5の地震が発生し、台湾各地で激しい揺れが感じられた。チャップマン・トウ氏は、自宅の照明が揺れる映像を記録し、フェイスブックに「台湾に来て1年間で、今回が一番強い地震だった」と投稿し、ファンからは「気をつけて」と心配の声が上がっていた。
コメント欄には「うちは12階で、揺れてちょっと怖いです」「助けを呼ぶつもりだった」「私は27階です、目まいがして吐き気がします」などの書き込みが上がっていた。
しかしチャップマン・トウ氏は、ある香港人男性がマラソン大会に参加し、「香港」と書かれた服を着ていたとして警察に逮捕されたというニュースを掲載し
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「おかしいね! 台湾で地震が起こって何が怖いですか? 香港は頑張ろうと思っても頑張れない。もっとひどいじゃないですか?」と述べ、地震で寄せられた心配の声に感謝しながらも笑って「昼寝しようかな。香港加油(頑張れ)!」と言った。
この1年間、台湾で番組の撮影やビジネスに勤しんできたチャップマン・トウ氏は、台湾の民主と自由を支持してきた。中国共産党の軍用機が台湾南西の防空識別圏(ADIZ)を頻繁に侵犯したことに触れ、「台湾は華人の世界では必ずしも最強ではないが、少なくとも尊重に値する。2400万の人々を踏みにじっていいことはない」と、「中華民国110年建国記念日大会」の生放送画面を見ながら祝いの言葉を述べた。
チャップマン・トウ氏は「今日は『双十節』(台湾の建国記念日)です。私は台湾が明日良くなることを祈っています。ここに未来があると信じています!」と意気込んでいた。
7月1日は中国共産党が結党して100年になり、中国共産党創始者、毛沢東の唯一の孫である毛新宇はかつて中国共産党に「百歳まで生き延びれる」と祈り、当時世間では「当時、この予言が実現するかもしれない」という憶測が飛び交っていた。チャップマン・トウ氏は、中国市場で稼ぐ香港や台湾の芸能人のリツイートが中共を支持するのは愚かなことだとし、Facebookの投稿で中国共産党は「いつかきっと終わる」と述べている。
(翻訳・柳晶)