米FCC、中国電信米子会社の営業許可を取り消す 識者「浸透工作排除の一環」
米連邦通信委員会(FCC)は26日、国家安全保障上の懸念を理由に、中国電信アメリカス(China Telecom Americas)の営業許可の取り消しを決定し、同社に60日以内に全業務を終了するよう通達した。
同社は約20年前にFCCの認可を受け、米国で通話・情報通信(IT)サービスを提供してきた。
FCCは、20年前と比べ、国営企業である同社に対する中国政府の支配権が強いことから、米国家安全保障や法執行への重大な懸念が払拭できず、スパイ活動やその他の米国に有害な行為を許すリスクがあると判断した。今回の決定は、米国の国家通信インフラを潜在的な脅威から守るためだと説明した。
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