ソ連から離脱した30周年記念でお祝いするリトアニア国民たち。2020年3月11日撮影。(Photo by PETRAS MALUKAS/AFP via Getty Images)

リトアニア副外相、中共の外交圧力は「欧州への警鐘」団結呼びかける

リトアニアの副外相は3日、中国のリトアニアに対する外交圧力は欧州にとっての「警鐘」だと述べ、欧州連合(EU)が中国との関係を見直し、一致団結するよう求めた。

リトアニアのアルノルダス・プランケヴィチウス副外相は、ワシントンで開催された安全保障フォーラムで、「これは、いろいろな意味での警鐘だ」「ヨーロッパの仲間は、民主主義を守りたいのであれば、立ち上がらなければならない」と中国に対して共に行動するよう訴えた。

8月、台湾は外交関係のないリトアニアに事実上の大使館となる代表機関を開設した。中国はこれに反発して、駐リトアニア大使の召還を発表した。台湾と正式に外交関係を結んでいる国は15カ国だが、他の多くの国にも事実上の大使館が設置されている。

▶ 続きを読む
関連記事
欧州連合は9月13日に中国製EVの不当な補助金について調査を開始した。のEUは、中共の不公平な競争に対して、米国と同様に、中国製品に関税を課すようになっていると述べた。
欧州委員会のティエリー・ブルトン委員がツイッター本社を訪れ、8月に施行される欧州連合(EU)の検閲推進法案「デジタルサービス法(DSA)」への対応の進捗状況を確認した。
米誌「ニューズウィーク」最新号によると、中国国営企業は欧州連合(EU)の14の港を含めて、世界各地で約100の […]
欧州連合(EU)の外交を所管する対外行動庁(EEAS)は4日、ウクライナ問題で中立的な立場を強調する中国政府は […]
[ブリュッセル 28日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州委員会は28日、財政枠組みに関する意見 […]