ドウェイン・ジョンソン、今後の撮影ではゴム銃のみ使用 誤射死亡事件を受け
ハリウッドスターのアレック・ボールドウィン(Alec Baldwin)が10月21日、撮影現場で小道具の銃を使って撮影スタッフ1人を死亡させ、監督を負傷させた。その事件を受け、ドウェイン・ジョンソンは11月4日のインタビューで、事故やけがを避けるために今後の映画ではゴム銃のみを使用すると述べた。
バラエティ誌によると、ドウェイン・ジョンソンは、11月4日に行われたNetflixの「レッド・ノーティス」のプレミア上映会で、撮影現場の銃の安全性についてインタビューを受け
「今後、自身の製作会社Seven Bucks Productionsで制作している映画は、どのような映画やテレビ番組でも、本物の銃は一切使用しないし、ゴムの銃を代わりに使う」と述べ、コストがいくらかかろうとも気にしないと語っている。
彼は先日に終了した「レッド・ノーティス」の撮影では本物の銃を小道具として使ったことがあると認めた。また「厳しい安全基準が設けられていたにもかかわらず、事故を止めることができなかった」とも漏らしている。
事故が起きたとき、最も賢明なことは、「立ち止まってどうすべきかを再検討することだ」と考え、自分の会社のSeven Bucks作品には本物の銃は使わないと宣言した。
10月21日、ニューメキシコ州で撮影中だった『Rust』の撮影現場で発生したこの過失致死事件は、撮影スタッフのハリーナ・ハッチンズ氏が死亡、監督のジョエル・ソウザ氏が負傷した。
アシスタントディレクターであるデーブ・ホールズ氏は、アレック・ボールドウィンに銃を渡す前に十分なチェックを行わなかった。そしてアレック・ボールドウィンは引き金を引いて実弾を発射してしまった。 デーブ・ホールズ氏は調査員に対して、明らかに職務上の過失があったことを認めている。
報道によると、警察は、空砲の箱に実弾を入れた人物を調査中で、警察機関からの正式な報告を待っているという。
(翻訳・柳晶)