2021年8月23日、ファイザー社の中共ウイルス(新型コロナウイルス)ワクチン(Robyn Beck/AFP via Getty Images)

米ファイザー社、中国人元社員を提訴 ワクチンなどの機密情報窃盗で

米製薬大手ファイザー(Pfizer)は、中共ウイルス(新型コロナウイルス)ワクチン関連情報を含む機密情報を盗んだとして、中国人元社員を相手取り、サンディエゴ連邦地裁で訴訟を起こした。

ブルームバーグが入手した訴状によると、チュンシャオ・リ(Chun Xiao Li)元社員は同社の秘密保持契約に違反し、1万2000件以上の社内資料を無断で自身のクラウドストレージのアカウントや他の端末にダウンロードしたという。

それらの文書には、ファイザー社が開発したワクチンや医薬品に関する資料が含まれている。ファイザー社と独ビオンテック(BioNTech)の業務提携についての情報、同社の中共ウイルスワクチンに関する社内評価やアドバイスなどもある。

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