(Shutterstock)

「僕は必ず歩く」自力で立ち上がった白血病の少年

スコットランドの小さな町、ムッセルブルグに住むエマ・デビッドソンは40歳。フラワーアーティストの職業と、6人の子をもつ元気な母親です。夫のクレイグ・ホッグは43歳。この賑やかで幸せあふれる一家に今年3月、突然の不幸が襲いました。

6人いる兄弟姉妹の4番目、15歳の男の子であるエダン・ホッグが3月4日、急性骨髄性白血病(AML)と診断されたのです。

(画像はこちらから)

がん細胞は、すでにエダンの脊髄に浸透していました。一週間ほど背中の激痛に苦しんだエダンは、ふと気がつくと、自身の体の異常に衝撃を受けました。「足が、動かない」。

▶ 続きを読む
関連記事
口内の微生物が膵臓がんリスクを左右する――大規模研究で明らかに。唾液検査の可能性や歯周病との意外な関係を解説し、今日からできる口腔ケアと予防のヒントまで示す、今知っておきたい注目記事。
がんは「どこにできたか」より「どんな遺伝子異常か」で治療が変わる時代へ。がん種横断治療の考え方と代表マーカー、限界点を整理します。
1日5,000歩から、13種類のがんリスクが下がり始める──8万人超を追跡した最新研究が示す“歩くこと”の力。速さより歩数、日常に取り入れやすい予防法とは?
大腸がんは「いつ治癒といえるのか」。3万5,000人超のデータから、手術後6年で再発率が0.5%未満になる重要な節目が判明。長年の不安に明確な指標を与える最新研究の意義を分かりやすく紹介します。
更年期以降、腸内細菌叢の変化が炎症やホルモン代謝に影響し、乳がんなど一部のがんリスクに関係する可能性があります。腸の乱れとがんの関連、改善策を解説します。