米マディ・ウォーターズ、中国不動産仲介大手を空売りへ 収益粉飾の疑いで
米空売り調査会社マディ・ウォーターズ・リサーチ(以下はマディ・ウォーターズ)は16日、米上場の中国不動産仲介企業、貝殻找房(KE Holdings)が粉飾決算を行っていると指摘し、今後同社の株を空売りすると発表した。
貝殻找房は中国国内において、住宅取引や関連サービスに関する最大級のプラットフォームを提供している。2020年8月、米上場を果たした。
ロイター通信によると、マディ・ウォーターズが公表した調査報告書は、取引量、店舗数、代理店数、収益など、貝殻找房が報告した情報について疑問視している。報告書は、貝殻找房側の情報は、過去数カ月間マディ・ウォーターズが同プラットフォームから収集したデータと「非常に大きな差がある」と指摘した。
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