北京冬季五輪、出場選手の「拘束」あり得る=専門家
中国の専門家や人権団体は、大紀元の動画コンテンツ「EpochTV」に出演し、中国共産党は2022年の北京冬季五輪後、国際的なルールに基づく秩序に対してより大きな脅威となると警鐘を鳴らした。さらに、出場する選手の「拘束」もあり得ると指摘し、米国の全面的なボイコットを呼びかけた。
連邦議員や民間の専門家からなる政策提言組織「Committee on the Present Danger: China(仮邦訳:中国の現在の危機に関する委員会)」の創設メンバーであるブラッドリー・セイヤー氏は15日、中国共産党は北京冬季五輪を「党の威信」を高め「将来は中国の手にある」というメッセージを発信する機会とみなしていると述べた。北京冬季五輪後、インドと台湾に対する反発を強め、中国国内の人権侵害は「悪化する」と指摘した。
さらに、中国の五輪開催を許したのは「米国の道徳的欠陥」だと表現し「より早い時点から、中国共産党政権に重要なシグナルを送るため国家連合を組織すべきだった」と述べた。
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