2021年12月29日、中共ウイルス(新型コロナウイルス)のPCR検査の順番を待つ西安市民(STR/AFP via Getty Images)

「西安政府、全く人間性ない」コロナ政策批判の幹部に免職処分 

中国当局は、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の流行で都市封鎖が続いている西安市を巡る言論統制を強めている。

当局はこのほど、西安市の感染防止政策に関してネット上で投稿を行った複数の市民を「騒動挑発罪」で拘束した。帰国華僑らを束ねる政府機関、中華全国帰国華僑聯合会(中国僑聯)の幹部1人に対し、「違法な言論」を行ったとして免職処分にした。

西安市当局は5日、市民に対して都市封鎖が行われている市内の様子などを映した動画や、ゼロコロナ政策に関する「ネガティブな情報」「うわさ情報」の投稿を禁じるとした。当局は、SNS微信(ウィーチャット)上で公表した通達で、すべてのグループチャットを「監視・検閲をしている」と警告した。

▶ 続きを読む
関連記事
福建省漳州刑務所に収容されていた元収容者が、劣悪な生活環境、強制労働、体罰、政治教育の実態を証言した。中国の刑務所における人権侵害の一端が浮かび上がっている
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている
中国広西で豪雨とダム決壊により大規模洪水が発生。貴港市の学校では1万人超の教職員と学生が孤立し、物資不足や避難遅れが深刻化。毒蛇流入の報告もあり、救助体制の不備が浮き彫りとなっている
EVやAI、海外の港への投資まで軍事戦略と一体化。中国が進める世界規模の構想とは?
習近平政権は「反腐敗は長期戦」と強調。しかし内部関係者は、「本当の狙いは不忠な幹部の排除だ」と指摘する