「いじめっ子と独裁国家」に対抗措置を 豪国防相、各国の連携を強調
ダットン豪国防相は20日、ウクライナとの国境地帯で軍備を増強させるロシアの動きは「いじめっ子や他の独裁国家」の増長につながると懸念を示した。侵攻すれば数千人の命が犠牲になる恐れがあるとも警告した。
ペイン外相と共に英国を訪問中のダットン氏はラジオ番組「サンライズ」の取材に応じ、ロシアの行動に世界各国が何らかの対抗措置を取らなければ、独裁国家は同様の暴挙に出ると指摘。英国はNATOや欧州連合との連携を図っていると述べた。
「ロシアに圧力をかけウクライナへの侵攻を止めるよう、NATOや欧州諸国と懸命に取り組んでいる」とダットン氏は英外相との会談後に話した。
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