脳卒中は、前兆がなく突然発症することが多いため、予測が困難です。(Shutterstock)

研究では怒り、情緒過激、激しい運動が脳卒中を誘発する可能性がある

脳卒中の引き金となるものは何ですか?その答えはなかなか出てきませんが、最近の研究によると、脳卒中患者の多くは、脳卒中の直前に、怒り、極度の不安、悲しみ、不機嫌、あるいは肉体的に力を使い果たしたなど、似たような経験をしたことがあるようです。

この研究では、11人に1人が、脳卒中のほんの1時間前に、怒りや情緒過激の発作を経験していることがわかりました。20人に1人は、重い運動や持続的な高強度運動をした直後でした。

報道によると、アイルランド国立大学ゴールウェイ校(National University of Ireland Galway)が主導したこの研究は、世界32カ国・異なる民族の1万3462例の急性脳卒中患者を分析したもので、同類の研究では最大規模の脳卒中研究(INTERSTROKE study)の一部であるとのことです。『European Heart Journal』(ヨーロッパ心臓雑誌)に掲載されました。

▶ 続きを読む
関連記事
脳卒中は誰にでも突然起こる病気です。顔のゆがみや言葉のもつれ、急なめまいなど、命を守るために知っておきたい初期症状「BE FAST」を専門家の解説とともに紹介します。
頭を打った経験が、将来の認知症リスクに影響するかもしれない。中医学と研究知見から、マッサージ・食事・自然で脳を守る実践法を解説。日常でできるケアが見えてくる一篇です。
「少量なら大丈夫」は本当?240万人を分析した最新研究が、わずかな飲酒でも認知症リスクが高まる可能性を示唆。脳の健康とお酒の付き合い方を見直すきっかけになる一記事です。
肥満は体だけでなく脳の働きまで変えてしまう――渇望・炎症・認知低下が続く悪循環の正体と、科学が示す「抜け出す方法」をわかりやすく解説します。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。