(Shutterstock)

食べて健康!がんから身体を守る3つの冬野菜

食べ物は旬のものが一番おいしいと言われますが、冬の作物の中で、科学者が抗がん作用があると認め、かつ食事によく登場する野菜がいくつかありますが、皆さんは御存知でしょうか? それはキャベツ、ブロッコリー、大根です。

 

キャベツ、ブロッコリー、ニンジンはすべてアブラナ科の野菜です。栄養士のジェーン・ツァージュン氏によると、これらの野菜にはがんに効く2大栄養素が含まれているようです。

1. イソチオシアネート

イソチオシアネートは抗酸化物質で、肝臓の解毒酵素を活性化して発がん性物質の毒性を消すことが唱えられています。 また、大腸がんや前立腺がんの細胞に対して自然細胞死(アポトーシス)を誘導し、がん細胞の発生や増殖を抑制する作用があります。

▶ 続きを読む
関連記事
大腸がんは「いつ治癒といえるのか」。3万5,000人超のデータから、手術後6年で再発率が0.5%未満になる重要な節目が判明。長年の不安に明確な指標を与える最新研究の意義を分かりやすく紹介します。
更年期以降、腸内細菌叢の変化が炎症やホルモン代謝に影響し、乳がんなど一部のがんリスクに関係する可能性があります。腸の乱れとがんの関連、改善策を解説します。
ごく小さな「げっぷ」や胸の違和感――それが命に関わるサインかもしれません。見逃されがちな消化器がんの初期症状、早期発見の重要性、最新治療まで、知らないと危ないポイントを丁寧に解説します。
免疫療法は自分の免疫系を直接働かせ、がんと闘う力を引き出す治療法です。腸内環境、食事、運動、ストレス管理などの生活習慣が、免疫反応や治療効果に影響することが明らかになっています。
肝がんは急に発症するのではなく、肝臓への負担が長年蓄積し、線維化・肝硬変を経てがん化へ進行します。この過程には介入の時間があり、飲酒習慣や脂肪の代謝改善、ウイルス感染の管理で発症リスクを大きく下げることができます。