中国、孵化直前の恐竜の卵 完全な状態で発見
中国南部・江西省で孵化(ふか)する直前の恐竜の卵の化石が、完全な保存状態で発見された。約7000万年前のものだという。中国地質大などの研究チームが米科学誌「アイサイエンス」に論文を発表した。
恐竜の赤ちゃんは、白亜紀に生息していた歯のない獣脚類の一種、オビラプトロサウルス類で「ベビー・インリャン」と名付けられた。卵の長さは18センチで、両側の前脚と後ろ脚を折り畳み、頭を腹部にむける姿勢をとっていた。頭部から尾部までの全長は約27センチあった。
論文の共著者で、英バーミンガム大学研究者のフィオン・マー博士は「史上最も保存状態の良い恐竜の赤ちゃん」だと説明した。卵の中で鳥のような姿勢をとる恐竜は、これまで見つかった例はないという。
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