モトローラの看板。2019年2月27日撮影(Photo credit should read JOSEP LAGO/AFP via Getty Images)

米、技術盗用で中国ハイテラを起訴 「できる限り盗もう…」とメール送信記録

米司法省は7日、米モトローラ・ソリューションズの元社員数名と共謀して同社から企業秘密を盗用したとして無線機大手の海能達通信(ハイテラ)を起訴したと発表した。米連邦通信委員会(FCC)は昨年、華為技術(ファーウェイ)などと共にハイテラを国家安全保障への脅威に指定していた。

シカゴの連邦地方裁判所で一部開示された起訴状によると、中国の深圳に本社を置くハイテラが2007年から09年にかけてモトローラの従業員を高待遇で引き抜きデジタル移動無線(DMR)技術を盗んだとされる。従業員は同社内部のデータベースから企業秘密情報を得ていた。

起訴状はハイテラが世界中に販売した技術はモトローラのソフトウェアから構築されていたとも主張した。

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