2022年北京冬季オリンピックの開会式で手を振る習近平主席(左)と彭麗媛夫人(右)(写真:Anthony Wallace - Pool/Getty Images)

反習勢力が4万字長文を発表 専門家ら「習の再任は確実ではない」 

最近、「習近平を客観的に評価する」と題する4万字の長文が中国国内外のウェブサイトで転載され、関心を呼んでいる。文章は習近平氏が見識なき偏狂的な共産主義者と評し、「マジックを駆使して、今秋の党大会で再任してもいばらの道が続くだろう」と同氏への批判に終始した。

中国問題専門家の間では、この文章を中国共産党の内部抗争が白熱化し表面化した兆しとして捉えている。海外メディアが確実視する同氏の再任について、あらゆる可能性を含み持っているという。

「方舟と中国」と署名したこの文章は、1月中旬から海外の中国語サイトで3回に分けて掲載された。中国国内サイトにも転載され話題になったが、当局のネット検閲により削除された。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で最近、頼んでいない荷物が届く事例が急増。中身はモバイルバッテリーで、接続した瞬間スマホの情報が抜かれる恐れがある
米国に亡命した中国共産党の省級統一戦線工作部の元高官がこのほど、米メディアの取材に顔出しで応じ、統一戦線の内幕などについて明らかにした。さらに、党内では多くの人々が習近平を好んでいないものの、表向きは同調する姿勢を装っていると語った。
AIの進化で大学の専攻が消える時代に。翻訳や写真まで不要なのか。
9日に行われた中共外交部の記者会見で、ロシア国営メディア「ロシア・トゥデイ」の中国駐在記者による質問が波紋を呼んだ。記者は、エストニアのマルグス・ツァフクナ外相が「プーチンの友人は天国、地獄、あるいは刑務所にいる」と述べた発言を引用し、中共側の見解を求めた。
米中首脳会談に向けた調整の難航や、入国禁止措置を受けているルビオ国務長官の同行、会談直後の台湾向け武器売却の可能性などが重なり、中共側は面子維持に苦慮するとみられている