米国国土安全保障省(DHS)のマーク。2015年2月25日撮影(Photo by SAUL LOEB/AFP via Getty Images)

米国、テロ脅威の高まりに注意喚起 ワクチンや5G陰謀論めぐり

米国国土安全保障省(DHS)は7日発表の公報で、誤解を招くような情報や陰謀論を理由にテロの脅威が高まっていると注意喚起した。米国ではワクチンや第5世代移動通信システム(5G)などに対する根拠のない情報が出回っていると主張し、注意を呼びかけた。

DHSは「国内外の攻撃者にもたらされた誤解を招くような言説や陰謀論などによって、米国は脅威が高まった状態にある」と警告。個人の不満を満たすことを目的とした暴力行為のほか米国政府機関に対する国民の信頼失墜を図る者もいると指摘した。

DHSは脅威が高まる環境をもたらしている主な要因として、中共ウイルス(新型コロナ)にまつわる誤解を招くような言説があると指摘。2020年以降、中共ウイルスのワクチン接種の義務化を利用して攻撃を実行する人がいると主張した。

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