世界中のピラミッド(52)カナリア諸島 グイマーのピラミッド
スペイン:グイマーのピラミッド
グイマーのピラミッド(Piramides de Guimar)はスペインのカナリア諸島(Islas Canarias)のテネリフェ島東海岸のグイマルに位置しています。
長い間、人々はこれらのピラミッドは現地の人々が積み重ねたものだと思っていました。なぜなら、このような行為は現地ではごく一般的なもので、島のあちこちで見られていたのです。グイマルにはこのようなピラミッドはかつて9基ありましたが、今は6基しか残されていません。
1991年、人類学者であり、探検家でもあったトール・ヘイエルダール氏は、いくつかの発見により、これらのピラミッドはランダムに建てられたのではないという結論を出しました。
一、ピラミッドの角部分の石にはまだ人為的な痕跡が残っており、明らかに処理されたものであることを証明しています。
二、基壇も整えられました。
三、ピラミッドに使われた石材は火山岩であり、周辺からとれるものではありません。
四、夏至の日、最大のピラミッドの平台から2回夕日が見られます:高い山の山頂から日が沈んでいき、山腹から再び姿を現し、そこから2回目の夕日が見られます。
五、全てのピラミッドの西側に階段があり、冬至の日の早朝、その階段から日の出が見られます。
しかし、ピラミッドの建設時期も、一体誰が何のためにこれらのピラミッドを建てたのかも、今のところまだ解明されていません。カナリア諸島の先住民であるグアンチェ族(Guanches)ですら答えられないのです。
――正見ネットより転載
(作者・意文/翻訳編集・天野秀)
関連記事
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。
食品添加物「カラギーナン」が健康に与える影響についての新しい研究結果を紹介。インスリン感受性や炎症の悪化と関連があり、摂取を控える方法も提案します。