ウクライナ避難民700万人超える恐れ、EU「近年ない人道危機」
[ブリュッセル 27日 ロイター] – 欧州連合(EU)のレナルチッチ欧州委員(危機管理担当)は27日、ロシアのウクライナ侵攻により700万人以上の国内避難民が発生する恐れがあるとし、欧州は近年ではない規模の人道危機に直面していると述べた。
レナルチッチ委員は、人道危機に関する臨時内相会議後の会見で、「われわれは、過去何年もの間で欧州大陸最大の人道危機となり得る事態を目の当たりにしている。こうして話している間にも困窮度は増している。全体では現在700万人以上の避難民発生が予想されている」と述べた。
また国連の推計として、ウクライナ国内または近隣諸国において人道面で侵攻の影響を受けるウクライナ人は約1800万人、国内避難民は700万人、難民として国外避難する人は400万人に上ると指摘。「大まかな推計だが、大きな数字であり、こうした歴史的規模の緊急事態に備える必要がある」と述べた。
関連記事
英情報機関GCHQは、ロシアのウクライナ侵攻以降の戦死者数が50万人に迫ると分析。前線では後退の兆候も見られ、損耗が補充を上回る可能性を指摘
ウクライナ戦争で無人機が戦局を一変。低コストで高精度の攻撃・迎撃を可能にし、秘密工場での大量生産が加速。戦争は「情報技術戦」へと進化している
ロシアとウクライナは、5月9日から11日までの間にそれぞれ1千人の捕虜を解放し、停戦を遵守することに合意した
防衛研究所の報告書に基づき、ウクライナ侵攻の裏で進行する中露のドローン生産ネットワークの深層を解説。中国による部品供給や制裁回避の複雑な仕組み、そしてそれがもたらす深刻な安全保障上の脅威に迫る
ウクライナの無人機がロシアの石油港を襲撃し、輸出インフラに深刻な打撃を与えた。一方、ロシア軍の進軍は通信ツールの制限により鈍化