パイプラインの供給栓を開けるロシアの天然ガス会社の従業員(WOJTEK LASKI/AFP/Getty Images)

ロシアのエネルギーを狙う中国 専門家「ロと西側の対立を利用」=報道

欧米諸国がウクライナに軍事侵攻したロシアに対して制裁措置を強化する中、ロシアの専門家は、中国当局はロシアと西側の対立に乗じて、ロシアの自然資源の獲得を加速していると指摘した。

ロシアメディア「シークレット・マグ(Secretmag)」2日付によると、同国の政治学者であるドミトリー・アブザロフ(Dmitri Abzalov)氏は同メディア傘下のオンライン・マガジン「企業の秘密(Секретом фирмы)」のインタビューで、「中国当局がロシアのエネルギープロジェクトに参入し始めており、まもなく不況を回避する唯一の国になるだろう」と語った。

ウクライナ情勢をめぐって、ロシアへの制裁を強める欧米諸国と違い、中国当局はロシアに対する一方的制裁に反対し、ロシアとの経済協力を継続する用意があると表明している。

▶ 続きを読む
関連記事
ウクライナは長距離ドローンでロシア内陸の物流・エネルギー網を攻撃。港湾停止や保険料上昇を招き、戦時経済と市民生活に波及する新局面に入った
ウクライナは72時間でロシア船21隻を攻撃し、クリミアへの補給線に打撃を与えた。「影の船団」を狙った作戦で、長距離ドローンがタンカーなどに連続攻撃。戦局の重心は空へ移行している
トランプ大統領はウクライナにパトリオットミサイルの国内生産を認める方針を表明。防空強化を狙う一方、停戦に向けプーチン大統領との直接協議も検討。戦闘とエネルギー情勢は緊迫が続く
ウクライナの長距離ドローンがロシア領内深くを攻撃。ルビオ米国務長官は、ロシアの領空防衛が困難になり、戦争終結交渉の流れが変わりつつあるとの見方を示した
ウクライナ軍のドローン攻撃に対抗し、ロシア軍がスターリンク通信を妨害する電子戦システムを配備。補給線の偽装や分散も進め、戦況は通信妨害を軸に新局面へ