バロック音楽を聞くと「忘れられた音」、つまり、どこか遠くて上品で、爽やかな、美しい音が心に流れ込んできます。(shutterstock)

華麗にして清新 クラシック音楽  バロック(上)

バロック時代が始まった最初の50年の間、バロック音楽は不規則で、大げさであるものの、豊かな響きを持っていました。その後、イタリアの作曲家、アルカンジェロ・コレッリ(1653年-1713年)は比較的に規則性を持った、暖かさと情熱にあふれた音の使い方を好みました。コレッリは作曲家であると同時にヴァイオリニストであり、指揮者でもあり、彼のヴァイオリンの楽曲は後の作曲家たちの模範となりました。

バロック音楽には極めて貴重な価値と貢献があり、それまでの音楽になかったいくつかの特徴を持っています。通奏低音という伴奏の形態と、モノディ様式がこの時期に生まれ、また、オペラやオラトリオ、カンタータ、レチタティーヴォなどもこの頃から盛んになりました。その後、最盛期を迎え、ヨハン・ゼバスティアン・バッハとゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルがいくつもの偉大な傑作を発表した後、バロック音楽は終焉を迎えました。

 

 

▶ 続きを読む
関連記事
突然の不調に、足がヒントをくれる?中医学と最新研究から読み解く足反射ゾーンの仕組みと、自宅でできるやさしいケア法を解説。見る・触れるだけでわかる体からのサインも紹介します。
助ければ感謝されるとは限らない——イソップ寓話「オオカミとツル」が伝えるのは、人の善意と期待の落とし穴。
年齢を重ねても、人は成長できる。停滞から抜け出し、もう一歩前へ進むための具体的なヒントとは?忙しい日常の中でも実践できる「視野を広げる7つの方法」を分かりやすく紹介します。
汗はただの体温調節ではない?最新研究によると、汗には体の状態を映す「健康のサイン」が含まれ、糖尿病や神経疾患などを症状が出る何年も前に示す可能性があるといいます。ウェアラブル技術とAIで進む「汗による健康チェック」の最前線を紹介します。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は3月10日、東京ドームで1次リーグC組の1試合が行われ、日本代表はチェコ代表に9-0で勝利し、4戦全勝で首位通過を決めた。