3月5日、ドイツ経済省は、国内初となるLNG輸入ターミナルの建設に向けて、政府系金融機関のドイツ復興金融公庫(KfW)が国内の電力大手RWE、オランダのガス大手ガスニーとの間で了解覚書(UOU)に調印したと発表した。写真はケルン近郊の石炭発電所で2021年11月撮影(2022年 ロイター/Wolfgang Rattay)

ドイツ、国内初のLNGターミナル建設へ ロシア依存抑制狙い

[フランクフルト 5日 ロイター] – ドイツ経済省は5日、国内初となるLNG(液化天然ガス)輸入ターミナルの建設に向けて、政府系金融機関のドイツ復興金融公庫(KfW)が国内の電力大手RWE、オランダのガス大手ガスニーとの間で了解覚書(UOU)に調印したと発表した。エネルギーのロシア依存を抑えるのが狙い。

ブルンスビュッテルに年80億立方メートルの容量のターミナルを、できるだけ早期に建設する。投資額は明らかになっていないが、従来の見積もりでは4億5000万ユーロ(4億9200万ドル)となっていた。

持ち分はKfWが50%、RWEが10%、ガスニーが40%。施設の運用はガスニーが行う。

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