3月11日、国連食糧農業機関(FAO)は、ロシアのウクライナ侵攻で世界の食料・飼料価格が最大約20%上昇する可能性があるとの見方を示した。写真は1日、カイロ近郊の小麦畑で撮影(2022年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

世界の食料価格、最大2割上昇も ウクライナ侵攻で=FAO

[ローマ 11日 ロイター] – 国連食糧農業機関(FAO)は11日、ロシアのウクライナ侵攻で世界の食料・飼料価格が最大約20%上昇する可能性があるとの見方を示した。

FAOは「世界の需給ギャップが食料・飼料の国際価格を8─20%押し上げる可能性がある」と指摘した。

FAOによるとロシアは世界最大の小麦輸出国で、ウクライナは世界5位。両国を合わせた世界の供給シェアは大麦が19%、小麦14%、トウモロコシ4%と、世界の穀物輸出の3分の1超を占める。

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