バロック音楽の巨人ヘンデル (上)
バロック音楽の代表的な人物であるヘンデルは、バッハと同い年で1カ月ほど年上である。故郷はバッハの生誕地アイゼナハから165キロしか離れていないザクセン=アンハルト州のハレだったが、二人は一度も会うことはなかったという。
バッハはライプツィヒの教会で宗教的なポリフォニー(多声音楽)に専念し、ヘンデルはロンドンの劇場で世俗的なホモフォニー(和製音楽)を演奏した。バッハは子だくさんで貧しい生活を送ったが、ヘンデルは名声が高く、生涯独身であった。二人の境遇は全く違うが、結局最後は同じような音楽創作をしていたのである。
18歳の時、ヘンデルは理容師の父の希望に従い、大学で法律を学んだが、彼の心は音楽を創ることに向いていた。彼のオペラは成功し、十分な資金を得た彼は、オペラの王国イタリアに留学することになる。 そして30歳になる前に人気の作曲家となった。ヘンデルは英国に渡って、アン女王とジョージ1世に認められ、宮廷楽長に任命され、英国に帰化することになった。
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