「米ウイルス研究所起源」説、「大統領脱出」説…中露は互いの偽情報を利用する(1)
砲弾を浴び廃墟と化すウクライナの都市、人道回廊を通じて他国へ避難する何万人もの民間人ー。これらは世界各国の人々がインターネットやマスメディアで見ている映像だが、中国国内の人々は異なる映像を目にしている。苦境のウクライナ人に物資を運ぶロシアの「援助」や、ロシア兵を「歓迎する」ウクライナ市民の様子だ。これはロシアの政治宣伝の拡散を中国共産党が許可していることを意味する。米政府系ラジオ・フリー・ヨーロッパが9日、報じた。
中国共産党機関紙・人民日報は9日、ロシア側が南部都市ハリコフでウクライナ人に「120万トンの人道支援物資を運び入れた」と報じる動画をSNS微博に掲載した。再生回数は1週間で300万回を超えた。
別の放送では、中国共産党寄りの香港メディア・鳳凰衛視(フェニックステレビ)のモスクワ特派員が、激しい戦闘が行われている戦略的港湾都市マリウポリの外でロシア軍に同行取材した。このほか、ロシア軍の存在を「歓迎する」と述べる市民たちについて報じた。
関連記事
米国のベッセント財務長官が来日し、高市首相や閣僚らと会談。トランプ大統領の訪中を前に、重要鉱物の確保や最新AI、イラン情勢への対応など、中国を念頭に置いた日米の経済・安全保障政策のすり合わせが行われた
イラン戦争、貿易、人権、台湾問題が北京会談の主要議題となる見通し
米統合参謀本部議長のケイン氏は同日、議会公聴会で、イランによる現在のホルムズ海峡での行動はすでに「世界経済を人質に取る」行為に等しいと警告した。
中東情勢が緊迫の度を増す中、米国も湾岸諸国に対し直接呼びかけを始めた。ハッカビー駐イスラエル米大使は、今後さらに多くの中東諸国が「アブラハム合意」に加わり、イスラエルと正式に国交を樹立することについて、極めて楽観視していると述べた。
米議会で提出された、チベットでのジェノサイド認定を求める超党派法案と、トランプ氏によるジミー・ライ救出への意欲を報じる。中国の弾圧に対し、米国が人権と経済の両面からどう対峙すべきかを問う解説記事