赤いタイル張りのドームを持つサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。(Shutterstock)

未だ解明されていない サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の八角ドーム

フィレンツェと言えば、多くの人は恐らく赤レンガのドームと白い大理石の壮大な建築物を思い浮かべるでしょう。それはフィレンツェのシンボルであるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂です。

しかし、1418年までは、すでに100年以上の歴史を持つこの豪華な大聖堂にはドームがなく、天井の部分は開いていたのです!では、どうして天井部分を完成させなかったのでしょうか。それは、これほど大きな天井をどのように作るか、誰もわからなかったからです。

当時、大聖堂のドームの部分は未完成のまま、仮の木枠しかありませんでした。当時の技術では、直径43.7メートル、高さ52メートル、そして、八角形の丈夫なドームを築き上げることは不可能だったのです。そのため、1419年、フィレンツェの政府は市民から建築計画を募集しました。その中で、フィリッポ・ブルネレスキの提案が注目されました。

 

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