5月11日、不本意ながらロシア政府の支配下に入ったウクライナからの難民が、思わぬ方面からの支援を受けつつある。写真はジョージア・トビリシで、ウクライナからの難民を支える「ボランティア・トビリシ」の車を準備するマリア・ベルキナさんとキリル・ジボイさん。4月15日撮影、提供写真(2022年 ロイター/Maria Belkina)

焦点:ロシア人地下ネットワーク、ウクライナ難民の脱出を支援

[トビリシ 11日 ロイター] – 不本意ながらロシア政府の支配下に入ったウクライナからの難民が、思わぬ方面からの支援を受けつつある。戦争により故郷を離れた人々のロシア脱出を支援するロシア人ボランティアたちのネットワークだ。

ボグダン・ゴンチャロフさん(26)とその妻、7歳の娘は3月半ば、それまで暮らしていたマリウポリに降りそそぐ砲弾から逃れ、結果としてウクライナ南東部のロシア軍支配地域に入った。他のウクライナ難民がシベリアに送られた噂を耳にし、何千キロも離れた土地に移送されることを恐れたゴンチャロフさんは、あるロシア人ボランティアに連絡を取った。このボランティアが、ロシア国内を抜けて対エストニア国境に至る移動を手配してくれたという。

「脱出できたのは奇跡のようだ」とゴンチャロフさん。開戦前は建設業界で働いており、現在はスウェーデンでの新たな生活を始めている。「ボランティアの人たちのおかげだ」

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