植物の生育状況に合わせて適時鉢を交換すると、より健康的な植物になります。(圖/Shutterstock)

買ったままにしていませんか? 植物の鉢の植え替え 6つのポイント

園芸店などで買った鉢植えのお花、そのままで何年も育てていませんか? 実はお花のためには、定期的な「植え替え」が必要です。鉢には交換時期がありますが、生育期や気温などの気候条件によって決めるとよいでしょう。これから鉢植えに失敗しない6つのポイントをご紹介します。

鉢植えの植え替えの時には、次の6つのポイントに気をつけましょう。

1 適切な素材を用意する

植物を新しい鉢に移動する際には、植物が「土になじまない」ことを減らすために、新しい鉢に必要な培地、土、肥料を準備してください。

2 植え替え前の水やりをしない

明日、鉢を替えると決めたら、今日は水やりをやめてください。水を張った鉢は湿って重くなり、作業がしづらくなります。

3 葉を適切に剪定する

根は「水を吸う」器官、葉は「水を使う」器官であり、水の吸収と消費の差が大きすぎると、バランスが崩れてしまいます。植え替えの際にどうしても根が傷んでしまうので、葉を適度に剪定することで両者のバランスを保ち、バランスが崩れる可能性を低くすることができます。

4 古い土の1/3を取り除く

古い鉢から植物を植え替える場合、古い土を少し取り除くのが一般的です。土の状態が悪く、固くなって養分がなく、根が絡まっている場合は、外側の根塊を切り落としますが、あまり取り過ぎず、3分の1程度にします。

5 鉢替え後の水やり

ほとんどの植物は、水不足にならないよう、鉢を替えた後は十分な水やりが必要です。しかし、多肉植物やサボテン、ランなどの場合、湿気に弱いため、傷が治る前に水を与えると害虫が侵入しやすくなります。

6 鉢の交換時期に気を配る

ほとんどの植物の植え替えは、春と秋が最適で、夏は曇りや雨の日、夜が最適です。ただし、カエデなどの落葉樹の場合は、冬の休眠期に鉢替えをすると、植物へのダメージが少なくなります。熱帯の葉物植物やランは夏によく育つので、暖かくなったら鉢を変えて、早く生長させることが大切です。常緑樹はその生育特性によって涼しい時期に鉢を変えることができ、例えば月桂樹は7月より3月の方が良いです。

(翻訳・井田千景)

関連記事
5月14日は母の日、食事や洗濯や掃除などの家事、また加えて最近では外に出て働き家計を支えているお母さんも少なくないようですね。そんないつもお世話になっているお母さんに皆どんな贈り物をしているのでしょうか?
イギリスに住む75歳のおじいちゃん、ジョン・ブルッカーさんは、自宅の庭の生垣を刈り込み、高さ3.048メートル、長さ45.72メートルの巨大なドラゴンを作りました。芸術作品のような巨大なドラゴンが彼の庭を囲んでいます。これは、13年もの歳月をかけて行った驚くべきことなので、最近インターネット上で話題になっています。
朝、ポットで入れたコーヒーで一日をスタートするのはとても気持ちがいいですよね。でも、仕事が忙しくてコーヒーを飲み切らなかったとき、鉢植えに注いで肥料にすることはできますか?それに、余ったコーヒーかすや賞味期限切れのコーヒー粉は、ガーデニングに使えるのでしょうか?実はどれも使えます。ただし、植物にダメージを与えないように、いくつかの点に注意する必要があります。
春になり、春風に吹かれて花々が咲き乱れ、庭を美しく彩っています。天気の良い日を選んで、外に散歩に出かけましょう。春の美しさを感じ、自然の明るい風を浴びれば、気分も晴れやかになるはずです。
良い植物を見分ける鋭い目を養う 植物を選ぶときは、他の買い物と同じように、商品の細部をよく見る必要があります。 […]