黒海に面するウクライナ南部ミコライフ州(写真)のヴィタリー・キム知事は7日、 ミコライフ港にあるウクライナ最大の農産物ターミナルの倉庫がロシアの砲撃で破壊されたことを明らかにした。3月撮影(2022年 ロイター/Mykolaiv Regional State Administration/via REUTERS)

ロシア、ウクライナ黒海沿岸の大規模穀物倉庫を破壊=州知事

[キーウ(キエフ) 7日 ロイター] – 黒海に面するウクライナ南部ミコライフ州のヴィタリー・キム知事は7日、 ミコライフ港にあるウクライナ最大の農産物ターミナルの倉庫がロシアの砲撃で破壊されたことを明らかにした。

知事は国内テレビに対し「一昨日、ウクライナ最大のターミナルにある倉庫1つが破壊された」と述べた。

知事はターミナル名に言及しなかったが、地元メディアはミコライフの港湾施設「ニカ・テラ」に砲弾が命中し火災が発生したと報じている。ニカ・テラ社はウクライナのコングロマリット、グループDFの傘下にある。同社からのコメントは得られていない。

▶ 続きを読む
関連記事
これはウクライナ戦争終結を目的とする28項目の草案に対する、ロシア指導者として初めての公式な反応である。
トランプ政権はウクライナ情勢の悪化を踏まえ早期和平を重視し、情報支援停止を交渉圧力とする現実路線へ傾いている。
ウクライナは23日、ロシア・モスクワ州にある発電所をドローンで攻撃して大規模な火災を引き起こした。また、火災のため、数千人が暖房を利用できない状態となった。これは、ウクライナがこれまでにロシア本土の奥深くに位置する発電施設に対して行った最大規模の攻撃の一つである
ウクライナは今後10年で仏ダッソー製「ラファール」戦闘機最大100機の導入方針を発表。防空システムなども含め歴史的協定に署名
G7財務相はロシア産原油の購入を拡大する国々も制裁対象とする方針で一致し、凍結資産全額の活用も検討している。