共産主義の本質とその被害、若者こそ知るべき
中学2年生のとき、学校の遠足で行ったワシントンD.C.の記憶が時折蘇る。なかでも特に印象的だったのは、当時オープンしたばかりの「米国ホロコースト記念館(U.S. Holocaust Memorial Museum)」だった。
他の博物館や記念碑はもちろん好きだったが、ホロコースト記念館は大きく異なるものだった。社会主義のイデオロギーにより、人間性がこれほどまでに邪悪になるものだと、深く認識させられた。思えば、あの悪名高いナチスも、民族「社会主義」を標榜していた。
ところが近年、米国ではおかしな現象が発生している。かつて社会主義や共産主義と言えば、ナチスと比肩する邪悪で堕落した思想であるとの認識が主流だったが、今日の若者はそのように考えていない。実際、最近行われたいくつかの世論調査からは、米国の若者の大多数は社会主義に好意的であるとの結果が得られた。
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