なぜ海王星は天王星より青いのか?
天王星と海王星は、太陽系の一番外側にある惑星で、大きさや質量、大気ガスの組成、温度などが非常によく似ている。また、どちらの惑星も青く見えるが、海王星は天王星よりもさらに青く見える。この色の違いの理由を、国際研究チームが最近になって解明した。
天王星と海王星は太陽系の最も遠い惑星で、ともに太陽のまわりを回る太陽系外縁惑星だが、海王星の方がわずかに質量が大きい。どちらの氷惑星も、大気の中に少量のメタンが含まれているため、青色をしている。このメタンが青い光を反射して、惑星の色を青っぽくしているのだ。
太陽からの光(スペクトルのすべての色でできている)がこれらの惑星に当たると、メタンは赤い色の一部を吸収し、青い波長を反射して、青くかすんだように見えるのだ。しかし、可視光線(人間が見る光)では、海王星の青色は天王星よりも濃い。
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