サル痘感染者、大多数が男性間の性行為を経験=英研究チーム
欧米諸国を中心に感染者数を増やし、日本国内でも25日に初めて確認されたサル痘。国際的な医学研究チームによる最新の研究では、サル痘感染者の大多数はゲイやバイセクシャルの男性による性行為を経験していたことがわかった。
英国のロンドン大学クイーン・メアリー校(QMUL)などからなる研究チームは、4月27日から6月24日の間に16カ国でサル痘と診断された528人の患者を対象に調査を行った。その結果、患者の98%がゲイまたはバイセクシャルの男性だった。
感染者の95%は男性同士の性行為が感染経路であると疑われている。また、41%の感染者はHIV(エイズ、ヒト免疫不全ウイルス)の感染も確認された。
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