南シナ海の行動規範を広げる中国共産党 外相の外遊は「時間稼ぎ」=報道
中国は、南シナ海における行動規範の採択を加速させると何十年も前に約束したにもかかわらず、現在も採択を阻止し続けている。
さらに、アナリストの見解によると、中国の継続的な引き延ばし作戦は、南シナ海での紛争リスクを低減するための規範が実施される前に、係争中の水路を掌握するための包括的戦略の一部だという。
2022年7月中旬、7月3日から14日にかけての東南アジア5か国訪問でマレーシアに2日間滞在した中国の王毅国務委員兼外相が、行動規範の策定交渉を急ぐことを改めて約束した。
関連記事
南シナ海スカボロー礁で中共海軍艦と海警船が衝突し中国人船員2人が死亡。フィリピン側は主権侵害と批判し、両国間で緊張が高まっている。
日米韓が最初の「インド太平洋」対話を、米国東部時間5日にワシントンで開催した。
中国共産党は最近のハイレベル協議や、南シナ海はフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内であるという2016年の国 […]
中共は南シナ海の紛争を解決するためにベトナムを引き寄せている。対中国共産党包囲網の下で、各国はベトナムを引き込もうとしている。
中国が南シナ海で進めている人工島建設は、同海域の海洋環境に壊滅的な打撃を与え、サンゴ礁を破壊し、魚類資源を脅か […]