江蘇省警察、浴衣でコスプレ撮影の女性を身柄拘束
中国ネット上ではこのほど、江蘇省蘇州市の男性警察官が日本の浴衣を着用している若い女性を摘発した場面を捉えた動画が拡散されている。女性は騒動挑発罪の容疑で身柄を拘束された。
女性は解放されたのち、SNS上に一部始終を投稿した。それによると、10日、地元のイベント会場で友人と2人、浴衣を着て日本のアニメ『サマータイムレンダ』のヒロイン・小舟潮に扮して写真を撮ろうとした時、警官に止められた。
動画の中で、女性は「写真を撮りに来ただけだ」と警官に説明。警官は「漢服を着ているなら、俺はこんな対応しない。でもあなたは和服を着ている。中国の要素はどこにあるのか?あなたは中国人か?協力しなければ、騒動挑発罪で署まで連行するぞ」と威圧的な口調で話した。
関連記事
最近、アフガニスタンの政治情勢は世界の関心を集め、国際社会がアフガン国民の今後を心配するなか、中国のSNSは、米軍のアフガン撤退とアフガニスタンの政策を嘲笑する書き込みが溢れている。有識者の間では、中国のナショナリズムは「暴走する野生の馬のようだ」と評した。本記事は一部の事例をピックアップし、専門家の見解を交えて、中国新時代のナショナリズムの背景を分析した。
中国雲南省の観光地で13日、和服を着ていた女性が通行人らに糾弾され、その場を追い出される事件が発生した。愛国心のあり方をめぐって論争が巻き起こった。
安倍晋三元首相の急死を祝う中国市民に苦言を呈した、河北省にある唐山師範学院の石文瑛教授のSNSが永久凍結された […]