米ロスアラモス研究所の中国系科学者154人、中国軍事技術開発に関与=米報告書
過去20年間、米国の重要国防機関で勤務経験を持つ少なくとも154人の中国系科学者が、中国の人材計画に参加し、同国の軍事技術の発展に貢献している。ビジネスインテリジェンスのマネージメントを専門とする米ストライダー・テクノロジーズ社が、このほど発表した最新の報告書で指摘した。
中国は重要な技術分野で優位に立つよう、さまざまな人材計画を立ち上げた。海外で専門知識を深めた留学生、研究者、科学者は人材計画を通じて帰国し、中国の技術を発展させている。
今までこのような取り組みが米国政府の研究所でどの程度行われていたのか不明だった。
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