中国のアルミニウム二次製品(アルミニウムパイプ)製造工場 (Feng Li/Getty Images)

「共産党の話は99.9%嘘」台湾企業家、中国から撤退

「中国進出を後悔している」。20数年前から中国広東省東莞市で、会社を経営する台湾人実業家の廖金章さんは、米政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)の取材で「後悔」を3回も口にした。

「共産党の体制がいかに人民を傷つけているかが、身に染みて分かった」という。

廖さんは今年4月、会社をたたみ台湾に戻った。中国撤退を意識し始めたのは、昨年、中国全土で相次いで起きた電力制限や停電がきっかけだという。

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今夏の中国経済は、中共ウイルス(新型コロナウイルス)感染者数の増加、不動産開発大手「恒大集団」の倒産危機、そして今回の深刻な電力不足と、大きな打撃を受けている。
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