習近平の雲隠れの理由は?連任しても問題山積【世界の十字路】

中国の習近平国家主席は16日に歴訪から帰国後、約10日の間公の場に姿を見せなかったため、一部のインドメディアは「習氏が軍事クーデターで失脚し、自宅軟禁された」と報道し、中国のSNS上でも「自宅軟禁された」などの情報が広がっていました。

そんな中、習氏は9月27日に最高指導部をはじめとする高官たちを引き連れて、北京市で開かれたイベントに参加し、10日ぶりに姿を現して、その健在ぶりと、自分がまだ権力を掌握していることを外部にアピールしました。

今回の習氏の大々的な「顔出し」というのも、党大会での再選がほぼ確実だということを外部に向かって宣言しているようなものです。同時に、官製メディアが連日のようにこれまで以上に大げさに習氏を「神である」かのようにプロパガンダ宣伝していたり、そして江派のスパイの王滬寧氏までも習氏を褒めちぎり、忠誠心を示していることなどからも、予想外の特別な事情がない限り、習氏が党大会で再選を果たす確率は非常に高いと思われます。しかし、たとえ再選されたとしても、彼の今後の道が順風満帆というわけではないはずです。

🔴 購読のお申し込みはこちら 今なら初月は半額! 👉https://bit.ly/SM-Subs

🔵 もっと見る 👉https://www.epochtimes.jp/tv

⭕️ ウェブサイト 👉https://www.epochtimes.jp​​

⭕️ Twitter 👉 https://twitter.com/epochtimes_jp

⭕️ Facebook 👉 https://www.facebook.com/epochtimes.jp/

⭕️ Telegram 👉 https://t.me/epochtmesjp

 

関連記事
11月5日のアメリカ大統領選挙投票まで1週間を切り、選挙情勢は激化している。最近、新たな変化が見られた。選挙直前での経済界の大物の動きだ。
台湾は現在、自由世界と中国共産党独裁政権との対峙の最前線に位置する。台湾は半導体などの戦略物資で重要な役割を果たし重要性を認識されている。近年、多くの国が連携し新たな現象を生み出し、中共を不安にさせている。今回の番組は、この現象についてお話しする。
中国共産党(中共)の「10・1」以来、中共中央では一連の奇妙な現象が現れており、中共トップ層で権力異動が起こっ […]
三中全会後、中国政界で奇妙な動きが続出。張又侠と長老たちが習近平に圧力をかけ、クーデターの可能性が浮上。習の4 […]
アメリカの政治、景気が一変するかもしれない重要な会談で、トランプ元大統領とイーロン・マスク氏が様々なテーマにつ […]